WILLCOM D4 短歌的活用術

W-ZERO3 　　　短歌的活用術
　　　http://wzero3.iinaa.net/

WILLCOM D4 短歌的活用術
WILLCOM D４（ウィルコムディーフォー）
2008年7月11日に発売されたWILLCOMの新シリーズ、Ultra Mobile WILLCOM D4です。
本機は、Intelの小型端末向けCPU「Atom」を搭載し、OSにWindows Bistaを採用したいわゆるUMPC（ウルトラモバイルパソコン）のような機種になっています。
ただ、普通のUMPCとは違い、PHS電話機能（いろいろと制限はありますが）を搭載し、電話やメールの自動受信が出来るのが特徴です。

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WILLCOM D4、Viewスタイル

裏面です。

Inputスタイル。
W-ZERO3のようにスライドキーボードがついています。（例によってアルファベットキーのみですが）

Deskスタイル。
キーボードスライド後、液晶部分を立ちあげてチルトアップ出来ます。

本体にマイクを搭載しないため、イヤホンマイク（付属）や別売りのBluetoothハンドセットを使い通話をします。
ただし、電話を着信できるのはWindowsが起動しているときだけで、スリープ（スタンバイ・休止）中やPHSデータ通信中は受信出来ません。
メールはスリープ中には受信出来ますが、やはりPHSデータ通信中は受信出来ません。

		デザインは似ていますね。
初代W-ZERO3との比較。

初代W-ZERO3(WS003SH)とWillcomD4のツーショット。
なんとなく感慨深いものがあります。

実際使ってみた感想として、想像していたよりもはるかによい出来だと思います。
重さも店頭で展示されているコールドモック（初期のものはかなり重たかったのです＾＾；）より軽く手に持って使っていてもほとんど負担になりませんし、動作も設定を変更することで充分使用に耐えるように感じます。
また、非公式ながらmicroSDHCにも対応していて、ReadyBoostにも対応しているようです。

周辺機器についても僕の所有しているPanasonicのDVDマルチドライブ（LF-P767C）が、ドライバを入れなくてもつなぐだけでバスパワーでそのまま使えたのがナイスでした＾＾
あとBUFFALOのポータブルHDD（HD-PS160U-BK）もバスパワーで動作しました。
（DVDマルチドライブ、ポータブルHDDは、IO DATAのフレキシブルUSBアダプター＋USBケーブルで接続）

ただ、DVDドライブ、HDDともに動作しない機種もあるそうですので注意してください。

PanasonicのポータブルDVDマルチドライブ（LF-P767C）。
ドライバを入れなくてもつなぐだけでバスパワーでそのまま使えました。
（アドエス用のフレキシブルUSBアダプターを使用）

欠点といえば、まず動作（ファン）音がけっこう大きく発熱もけっこうあることでしょうか。
電車の中などではまあ、聞こえませんが、他の人がいるときに静かな部屋で使うのは気が引けるかも知れません。

それと、電話機能があくまでオマケ程度なことですね。
スリープ中に着信した場合は一応、起動してログオン画面になるのでこちらから掛けなおせば済むのですが、ネット接続中に電話がかかってきた場合は（留守番電話サービスを契約していない場合）こちらではまったく知るすべがないので、相手があとからもう一度電話してくれるのを待つしか仕方がありません。

また、標準バッテリーではやはり1.5時間（実際には普通に使用して1時間ほど）しか持たないので、モバイルでの使用はきついですね。
スリープ中でも意外にバッテリーを消費するのには驚きました。
ある程度の時間使用しないときは休止モードにしたほうがよいようです（休止モードでもけっこう消費されますが＾＾：）

モバイルで使うには大容量バッテリーが必須ですね。
（2008年7月中にD4を購入した人には大容量バッテリーが無料で全員にプレゼントされるので、購入を決めておられる方はこの期間内に買ったほうがいいかと思います。）

あと、電源を完全に切った状態からの起動には2分35秒ぐらいかかります。

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